プジョーのシンボルであるライオンエンブレムですが、その由来は遥か1800年代まで遡ります。プジョーは誕生当初、工具(ノコギリ)やコーヒミルを製造していました。これは意外に思われるかもしれませんが、誕生時は自動車メーカーではなかったのです。自動車の製造は1889年のType1が最初で、これは現存する自動車メーカーではダイムラーに続きますが翌年には世界で最初のガソリン自動車量産に成功しました。
プジョーのライオンエンブレムは1858に登録商標しました。工具「ノコギリ」の三大長所である①ライオンの歯のような刃の強度②ライオンの背骨のような刃のしなやかさ③ライオンが飛び跳ねた時の俊敏さに通じる切断速度を象徴させたものと言われています。ん・・・なるほど!
後にライオンエンブレムは数々の進化を遂げて現在にいたっています。ル・マン24時間耐久レースやWRCでのシーンにライオンエンブレムの輝きは記憶にも新しいことでしょう。
決して飾りだけでないライオンエンブレムにはプジョーの製品に対するこだわりが込められています。
3回に分けて主にプジョーの歴史やブランドについてお話しました。来月(11月)からは、優秀なサービススタッフ・かわいいショウルームアシスタンスが順次ブログに登場します。ご期待ください。